
最近、いろんなところでクラフトビールが増えたね。
和歌山にもクラフトビール、あるの?

それが意外とたくさんあるのよ。
他にはない特徴のビールもあってバリエーション豊かやで。

ほう、飲んでみたいやんか。

ほな、今回は和歌山産クラフトビールについて、紹介するね。
和歌山といえば、みかんをはじめとした果樹が有名です。一方で、紀伊山地や紀の川の源流となる奈良の大台ヶ原からの水の恵みのおかげで、昔から日本酒の製造も行われてきました。
そして、近年では法律の改正のおかげもあり、新たなビール醸造所が増えつつあります。
まだまだ歴史の浅い和歌山のクラフトビールですが、変わり種も多く、たくさんの方々に楽しんでいただけると思います。
この記事を読んでほしい人
ビール、お酒が好きな人
めずらしいクラフトビールに興味がある人
食事に合うビールを探している人
ビールのふるさと納税を探している人

和歌山のクラフトビールおすすめ7選!
和歌山のクラフトビールは、ペールエールやIPAと言った定番のクラフトビールだけではなく、地域の特産品を用いたビールがたくさん作られています。
特に和歌山は果樹の生産が盛んですので、それらを利用した地方ならではビールが特徴的です。
それでは順に紹介していきましょう!

7選だけど、これで全部(※)だよ。
※2021年時点
ナギサビール

今回紹介する醸造所の中で、もっとも古くからビール製造を行っているのが、白浜町にある「ナギサビール」です。
地元の名水、「富田の水」を使用したビールです。
ナギサビールのペールエールは「インターナショナルビアカップ2021」(日本地ビール協会主催)で金賞、アメリカンウィートは銅賞を受賞しました。これらのビールやIPAと言った定番に加え、みかんエールや季節ごとの限定ビールも人気です。
- ナギサビール
- 創業 平成8年(1996年)
住所 西牟婁郡白浜町2927-220
電話 050-3820-8958
https://www.nagisa.co.jp


NOMCRAFT Brewing(ノムクラフトブルーイング)

「nom(飲む)」と「craft(職人)」を掛け合わせた「NOMCRAFT」。醸造所は、有田川町にある田殿保育所跡をリノベーションして作られました。
醸造を取り仕切るのは、ポートランドとシカゴ出身の二人のアメリカ人。地元の人たちと連携し、「クラフトビールでまちづくり」を目指しているとか。
主なラインナップは、
- American IPA
- Golden Ale
- Session Hazy IPA
等。他にも、American Wheatをベースにした、みかんエールと言った地元の特産品を利用したビールもあります。
和歌山の有田という地域に惚れ込んだアメリカ人が織りなすアメリカン・ビールはいかがでしょうか?
- NOMCRAFT Brewing
- 創業 令和元年(2019年)
住所 有田郡有田川町長田546-1
電話 070-4211-5114
https://nomcraft.beer

BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブルワリー)

ブルーウッドブリュワリーは、ノムクラフトと同様、有田川町にある醸造所です。元々は、地元に酒類を卸す「青木屋酒店」が、他にはないビールを作りたいという願いから醸造を始めたとのこと。
「青木」→「blue wood」
こちらは地元の特産である、みかんや梅、山椒と言ったものをフレーバーに利用した、フルーツビールが売りです。
基本ラインナップは、ペールエール、セッションIPAに加えて、みかんエール、山椒エール、備長炭スタウトと言った、変わり種が揃っています。
さらに、期間限定メニューでは梅、いちご、すもも、巨峰と言ったフルーツビールが揃っています。
他にはない、独特な味わいはビールが苦手な人にも飲みやすいかもしれませんね。
- Blue Wood Brewary
- 創業 平成29年(2017年)
住所 有田郡有田川町天満67
電話 0737-52-3310
https://www.bluewood.beer

VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)
ちょっとオシャレな名前の「ボイジャーブルーイング」。1977年に打ち上げられた宇宙探査機Voyagerから名付けられました。醸造所は南部の田辺市あります。
定番のコパーは「2018ビアワングランプリフェスティバル」(日本の地ビールを支援する会などが主催)のダークカラービール部門賞を受賞。他の定番はゴールド、IPAスラスターなどがあります。
醸造設備を一望できる2階はフリースペースになっています。食べ物の持ち込みが自由になっており、つまみを持ってきて機械を眺めながら一杯やるのも乙かもしれませんね。
- Voyager Brewing
- 創業 平成27年(2015年)
住所 田辺市上の山1丁目9-20
電話 0734-34-3305
https://voyagerbrewing.co.jp

AGARA CRAFT(アガラクラフト)
「あがら」は和歌山弁で「自分たち」、そんな和歌山らしい「AGARA CRAFT」は和歌山ブルワリーの看板ブランドです。
種類はペールエール、IPA、ヴァイツェンといった定番に加え、みかん、桃、柚子と言ったフルーツフレーバーの限定品を醸造しています。
醸造所では体験会も開かれており、自分のオリジナルビールを作ることもできますよ。
また、研究開発にも熱心で、和歌山高専と産学連携し、新たな酵母を開発したりもしています。
クラフトビール開発で産学連携 和歌山ブルワリーと和歌山高専(yahooニュース)
- AGARA CRAFT(和歌山ブルワリー)
- 創業 平成29年(2017年)
住所 和歌山市十一番丁54
電話 073-414-1231
wakayama-brewery.com

ORYZAE BREWING(オリゼーブルーイング)
オリゼーブルーイングは、和歌山市にある醸造所です。
このブルワリーの最大の特徴は、ビール酵母ではなく、日本酒に用いる麹を用いたビールを製造していることです。
この技術は世界初だそうですよ。
日本酒のようなフルーティさを持つビールで、和食との相性は最高です。
定番のオリゼーペールエールは、「インターナショナルビアカップ2019」(日本地ビール協会主催)で銅賞を受賞しました。
和歌山市駅から徒歩圏内なのでアクセスも良好です。
- Oryzae Brewing
- 創業 令和元年(2019年)
住所 和歌山市舟大工町3 きのしたビル
電話 073-488-6280
https://oryzaebrewing.com
HEIWA CRAFT(平和酒造)
HEIWA CRAFTは、日本酒 紀土を提供する老舗酒造が新たに始めたビールのブランドです。
日本酒と同じく、高野山を源流とした貴志川の水を使用したビールは、柔らかさと透明感のある味わいが特徴です。
IPAは、「インターナショナルビアカップ2017(日本地ビール協会主催)」で金賞を受賞しています。
日本酒だけではない、平和酒造のビールもいかがでしょうか?
- HEIWA CRAFT(平和酒造)
- 創業 昭和3年(1928年)
(ビール醸造は2014年開始)
住所 640-1172 海南市溝ノ口119
電話 073-487-0189
http://www.heiwashuzou.co.jp


和歌山のクラフトビールは美味しい!
和歌山のクラフトビール醸造所を全て紹介してみましたが、気になったものはありましたでしょうか?
総じて言えることは、どの醸造家達も地元和歌山が大好きで、その特徴を最大限に活かしたビール造りをしています。
ぜひ、お気に入りの一杯を見つけてみて下さい!

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コメント
となりさんのトップ3は何ですか?聞きたいです!私の気になったトップ2をここにメモします。「ノムクラフト」「AGARAクラフト」です。
正直に言いますと、私が飲んだことあるのは、
・ノムクラフト
・ナギサビール
・ブルーウッド
の3つです。
ペールエール、IPAと言った定番クラフトビールはナギサ、ノムクラフトの順ですね。
ブルーウッドは山椒エールが香ばしくて美味しかったです。変わり種はここを推します。