去年だったか一昨年だったか、夏のある日に妻の実家でゴロゴロしている時の出来事でした。
急に義母から、「友達からメダカもらうことになったから、飼えるようにしてくれへん?」と依頼されました。
普段、ぐうたらを見逃してもらって、美味しいご飯もご馳走になっているので断るわけにはいきません。
普段、熱帯魚は飼っていますが、屋外のメダカは初めてだったので恐る恐るですが、挑戦してみました。
これからメダカを飼おうと思っている方のご参考になれば、幸いです。
こんな人におすすめ
- これからメダカを飼いたい人
- メダカを飼いたいけど、やり方がわからない人
- ビオトープを作りたい人
- メダカと緑に癒されたい人
メダカビオトープを作る準備をしよう! 【ビオトープの簡単な立ち上げ方】
まず、ビオトープという言葉の定義です。
ビオトープあるいはバイオトープは、生物群集の生息空間を示す言葉である。日本語に訳す場合は生物空間(せいぶつくうかん)、生物生息空間(せいぶつせいそくくうかん)とされる。
Wikipediaより
メダカ等の生き物を飼うにあたっては、睡蓮鉢のような容器に、植物を配置するなどして自然を再現しつつ飼育環境を整えることを指すと思えば良いです。
メダカビオトープの素材
ビオトープを立ち上げるに際して、義母から与えられた条件はただ一つ、庭の石の水溜めというか容器を使うことだけでした。
とてもいい感じの石ですね。ちなみにめっちゃ洗いました。
これを使えば、あとは好きにしていいよという、よく言えば自由、悪く言えば投げっぱなしジャーマンスープレックス。まあいい加減なものです。
ビオトープ立ち上げの際に注意すること
ビオトープを作るには、植物を植える必要があります。メダカと植物、これらが揃ってあざやかなビオトープとなります。
気を付けなければいけないのは、義母は魚の飼育に関しては壊滅的にセンスがないことです。
過去に私があげたアカヒレを入れたボトルアクアリウムについては、魚がいなくなったことはおろか、死んだトカゲが浮いていたことにすら気付いていなかったからです。
そして、妻の実家はかなりの田舎。凝った素材は調達できません。というわけで、車で30分のコメリに行きます。
ビオトープを彩る植物たち【ビオトープの簡単な立ち上げ方】
さて、ホームセンターで手に入るビオトープ用の植物は限られます。しかも簡単に育てられる必要があります。(というより、放置でも勝手に育つ)
私が選んだのは、「睡蓮」と「ホテイアオイ」です。特にホテイアオイについては、勝手に増えまくり、そこらの池に放置された挙句に増えまくるという凶暴性も兼ね備えた生命力があります(良い子も悪い子も絶対やってはいけません!)。
また、ホテイアオイについては浮き草なので突っ込むだけですが、睡蓮は土に植える必要があります。
そして、どうせ私がしないといけないので、メンテナンスはなるべく楽にしたい… ということで、素焼きの植木鉢に赤玉土を入れたものにしました。
また、綺麗に花を咲かせるには多少の肥料が必要です。田舎のホームセンターにはアクアリウム用の肥料なんて素敵なものはありませんので、園芸用の「骨粉入り油カス」を購入しました。
セッティング
さあ、いよいよセッティングしていきます!
睡蓮を植える鉢は、肥料として入れる油カスが舞わないよう、底から「赤玉土」→「赤玉土と油カスを混ぜたもの」→「赤玉土」という順番に詰めていきます。そして、一番上の赤玉土の層のところに睡蓮の根を埋めればオーケーです。
後は石臼の中に沈めて、ホテイアオイを浮かべればセット完了。超簡単✨
ついでに神と称されるマツモも浮かべました。
過去に行ったもので、あまり写真が残っておらず、すみません!
これで義母にも満足してもらい、後日メダカを入れました。
ビオトープのその後【ビオトープの簡単な立ち上げ方】
数週間後、義母からLINEが届きました。
睡蓮の花が綺麗に咲きました! 黄色の花だったんですね。
最近、ブームで様々な品種改良されたメダカが出回っており、昔と比べると多彩なメダカを楽しむことができます。
維持管理も比較的楽ですので皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
では!
コメント