前回に引き続き、水槽の立ち上げ記録です。
その1→
水槽を解体にして空っぽに!【アクアリウム立ち上げ記録2021その1】
前回は元々維持していた水景をバラバラに解体するところまでを記事にしましたが、今回はいよいよ立ち上げていきます。
底床材の選択
まずは、基礎となる底床作りからです。前回、空にした水槽に砂や砂利を入れていき、ベースを作っていきます。
今回、水草を植栽するエリアには、大磯砂を使用します。
シンセー大磯砂(細目)です。ネット通販よりもその辺のホームセンターで買う方が安かったりします。本当は10kg入りが欲しかったのですが、売っていなかったので3kgを3袋買いました。
大磯砂はどこででも手に入りやすい、伝統的なアクアリウム用の底床材です。小粒の砂利で、栄養分が含まれていない分、水草の育成難易度は上がりますが、何十年でも使えます。長年使った大磯砂は宝とも言われますが、最初に少し手間をかけるだけで、水草水槽にピッタリの底床にすることができます。
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構図の構築
次は、溶岩石を並べながら構図を考えていきます。今回は凹型構図という、水槽の両端にボリュームがでるような構図にしていきます。
白いのは、軽石を入れた洗濯ネットです。底床内に仕込むことで、嵩増しと底床内の通水性の向上を狙っています。嵩増しは単に経済性の問題ですが、通水性が悪いと水が澱むことで毒素を出す嫌気性バクテリアが発生する要因になるとか。
流木を追加したりして、ガンガン進めて行きます。
キッチンペーパーは流木に巻き付けた水草の乾燥防止です。そして溶岩石のスキマには、砂利がこぼれないように、濾過ウールを詰めてます。
まあこぼれてくるんですけどね。
前面には大磯砂よりも粒の細かい砂、「田砂」を入れています。この田砂ですが、細かくて明るい色調の綺麗な砂なのですが、最近手に入りにくい気が… 生産量とか地域性の問題なんですかね?
植栽
次は、水槽に半分程度の水を入れて水草を植えて行きます。
どんどん植えていき、ただひたすら頑張る。やっとこさ、完成です。水を満タンにして生体を戻せばようやく完成です。
水草はこれからどんどん育っていくと思います。
次回は、ある程度水草が育った後の状態や、植えた水草の種類などをレポートしたいと思います。
次回もぜひ、ご覧ください!
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