アクアリウム始めたいけど、何を揃えたらいいか分からないよ…
アクアリウムは必要な器具が多いから、何を揃えたらいいか分からないよね。
サクッと必要な道具をまとめてみたから見てって!
アクアリウムは部屋の中に小さな水族館。
とても癒しです。
でも、いざ始めようと思ったら、何から手をつけていいのか分からないんだよ…
この記事では、そんな人たちのために、アクアリウムを始めるために最低限の揃えなければいけないものをまとめてみました。
こんな人におすすめ
- これからアクアリウムを始めたいひと
- アクアリウムを始めるのに必要なものが分からないひと
- キレイな水槽に癒されたいひと
注意:ここで言う熱帯魚とは、熱帯に住む淡水魚のことです。海水魚を飼うには適していないものも含まれます。
アクアリウムの魅力
アクアリウムの魅力ってなんでしょうか…?
- 悠々と泳ぐ、綺麗な熱帯魚
- 水の流れにゆらめく、水草
- 輝く水面
- 水の流れる静かな音
他にもたくさん魅力がっ!
自己満足だけでなく、キレイな水槽で熱帯魚を飼育するのは、子供の情操教育にも良いと言われています。
そんな魅力たっぷりなアクアリウムは、何から始めたらいいのでしょうか?
アクアリウムを始めるための器具類【初心者向け】
とりあえず、絶対に要るものを教えてほしいな
なんでもそうですが、アクアリウムには熱帯魚を飼
育するために、「最低限必要なもの」と「あったら捗るもの」があります。
アクアリウムに最低限必要なもの
- 水槽
- ライト
- フィルター
- ヒーター・サーモスタット
- エアポンプ(ぶくぶく)
- 水温計
水槽
これが無くては始まりません。絶対に必要な器具です(当たり前)。
水槽の材質には、ガラスとアクリルがあります。極端に大きな水槽である場合を除き、基本的にはガラス水槽をおすすめします。
ガラス水槽はアクリルと比べて、重いですがキズが付きにくく、なりより安いです。
また、水槽のサイズも色々ありますが、規格サイズと呼ばれる水槽を選びましょう。
一般流通量の多い規格サイズであれば、他の器具を選ぶ時に困ることが少なくなります。
また、大きすぎると手入れが大変な上、高価になってきます。
初心者はまず60cm以下のサイズがおすすめです。
おすすめのサイズの水槽
- 30cmキューブ水槽
幅30×高30×奥30cm 約25L - 60cm水槽
幅60×高36×奥30cm 約60L
筆者は60cm水槽でアクアリウムを始めました。現在は90cm水槽で熱帯魚を飼育しています。
ライト
水槽内を明るく照らすライトも必須器具の一つです。明るくないと、水槽内が暗くて見づらいだけで無く、生体の健康にも良くないです。人間と同じですね。
ライトの選び方は、水草をガッツリ植えるかどうかで変わってきます。
初心者であれば、育成の簡単な水草中心になるかと思うので、普通のものでも十分です。
また、定期的にオンオフするのが面倒な場合、スマートプラグでタイマー制御を行うと楽ですね。
行く行くは水草をたくさん植えたいという方は、ひとランク上のライトを選ぶ方が、後々買い換えなくても良いかもしれません。アクロトライアングルLEDシリーズは、コスパが異常なほど高くておすすめです!
フィルター
フィルターは、生体の糞や尿によって汚れた水を、濾過してきれいにするために必要な器具です。
スポンジなどで、汚れを濾しとる物理濾過と、微生物の働きによって汚れを分解する生物濾過に分かれます。重要なのは、後者です。
また、フィルターにも様々な種類があります。ここで、代表的なものを紹介します。
主なフィルターの種類
- 投げ込みフィルター
- 内部フィルター
- 外掛けフィルター
- 底面フィルター
- 上部フィルター
- 外部フィルター
- オーバーフローフィルター
etc…
フィルターの選び方と特徴については、コチラの記事をご覧ください。
ヒーター・サーモスタット
熱帯魚を飼育するためには、夏場はともかく冬場には水を加温する必要があります。その適温は概ね26℃前後です。
その温度をキープするため、水槽にヒーターを入れる必要があります。
また、ヒーター自体は水を加熱する機能しかないため、温度をコントロールする器具が必要になります。それがサーモスタットです。
サーモスタットは、水温を測定しながら、設定温度より下がればヒーターをONにし、設定温度になればOFFにする機能を持っています。
ヒーターとサーモスタットは、下記のような種類があります。
ヒーターとサーモスタットの種類
- サーモスタットがヒーターに内蔵されたセットのもの
- 別々になっているが、セットで繋がったもの
- 完全に別売りで、コンセント等で繋げて使用するもの
多くの製品は、ヒーターの方が壊れやすいこともあり、ヒーターとサーモスタットが別になったものを使用することをお勧めします。
また、ヒーターにはW(ワット)数によって適した水槽の大きさがありますので、水量に合わせて容量のあったものを選びましょう。
ヒーターは消耗品のため、一年に一回は買い換えるようにしましょう!
エアポンプ(ブクブク)
エアポンプは、水槽の中に酸素を溶かして、生体の呼吸を助けるために使用します。
また、一部のフィルターは、エアが水中を舞い上がる力を利用して水を吸い込むものもあります。
絶対になくてはならないものではありませんが、一つは持っておいた方が何かと便利な器具です。
水温計
水温計は説明不要ですね。こちらも絶対に必要というわけではないです。しかし、ヒーターが壊れたりすると、水が暖まらなかったり、逆に熱くなりすぎることもあります。
そんな時に、水温をチェックする習慣を付けておけば、事故が未然に防げる可能性があがります。
ぜひ、水槽に一つ、水温計に付けるようにしましょう。
アクアリウムを彩る装飾類
なんとなく慣れてきたから、今度はもっとこだわってみたい
ここからは個性を出すためのアイテムを紹介するね
先程の器具類については、概ね誰でも同じようなものが揃います。
しかし、これから紹介する装飾類については好みによって選択肢が大きく分かれます。
ですので、色々と迷うかもしれませんが、基本を抑えておいて下さい。
底砂
水槽内を彩るために、まずは底砂を敷いてやりましょう。底砂は大きく三種類に分かれます。
底砂の種類
- 砂利
- 砂
- ソイル
砂利と砂は、粒の大きさで区別しており、概ね1〜2mm以上のものは、砂利。それ以下のものは砂と考えれば大丈夫です。
その材質は、天然石からできたもの、珊瑚からできたもの、セラミックを砕いたものなどがあります。これらは水質に影響を与える可能性ため、選択する際には注意が必要です。
例えば、珊瑚砂は白くてきれいですが、水質をアルカリ性に大きく傾けるため、弱酸性を好む多くの淡水魚や水草の育成には不向きです。
ソイルは土を焼き固めたものです。土ですので、肥料が含まれている商品も多く、水草を植えるのに適した底砂となっています。
但し、砂利や砂と異なり、時間が経つと形が崩れていきますので、寿命があると考えてください。崩れたソイルを放置していると、通水性が悪くなり、雑菌が繁殖しやすくなりますので注意が必要です。
底砂の選び方と特徴については、コチラの記事をご覧ください。
水草
水流に漂い、ゆらゆらと揺れる水草。光合成で葉から出てくる気泡。とても神秘的で癒しです。
うまく育てるにはコツが要りますが、水槽を埋め尽くすほど成長させることもできます。一方で失敗すれば、全滅ということも…
水草の種類によっても、底砂との相性や、水槽内での育成の難易度があります。そのため、初心者のうちは育てるのが簡単な水草が好ましいです。
マツモ、アナカリスであれば、水槽に浮かべておくだけで育つため、とても育成が容易です。
金魚を飼育する際には注意が必要です。金魚は水草を餌として食べてしまいます。そのため、金魚を買いたい場合は水草を諦めるか、イミテーションのオブジェにしておくのが無難です。
流木・石
水槽内のアクセントとして、流木や石を配置するとさらに自然感が増します。
きれいに見せるためには、水草と合わせて構図などを意識しながら配置する必要があります。
注意する必要があるのは、拾ってきた流木や石だと、農薬が付いていたり水質を汚す可能性があります。入念に下処理するか、あるいはお店で購入するのが無難です。
アクアリウムを始めるために必要な小道具類
だんだん水槽が汚れてきた…
ちゃんと、掃除しないと魚が弱ったら、最悪死んじゃうこともあるからね。
用具も揃えておこう!
アクアリウムをするにあたって、切っても離れられないものがあります。掃除用具ですね。
代表的な道具を挙げます。カルキ抜きは、水換えで水道水を新しく水槽に入れる際に入れておく必要がありますので、ご注意を。
掃除道具として用意するもの
- バケツ
- ホース
- スポンジ(メラミンスポンジでOK)
- ピンセット
- 網
- カルキ抜き
アクアリウムを始める時に無くてもいいけど、あったら便利なもの
本項で紹介する器具は、水槽立ち上げ時に必ずしも必要ではありませんが、あると便利なもの(そして途中で欲しくなるもの)を紹介します。
《夏場の水槽冷却器具》
熱帯魚を飼育する水槽の適温は、26℃前後と言われています。でも日本の夏はどうでしょう? 30℃越えますよね?
そこで、水槽を冷却するための器具が必要となります。
コチラの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
《CO2添加器具》
水草水槽をする場合、CO2を添加すると、光合成が促進され、驚くほど水草が成長するようになります。
もし、がっつり水草水槽を立ち上げたいと言う場合は、導入を検討してみて下さい。
コチラの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください!
まとめ:アクアリウムを始めるときは、準備をしっかりしよう!
さて、これでアクアリウムを始めるために必要なものは揃いました!
あとは熱帯魚をペットショップで購入して、水槽に入れれば完成ですね。
ショップでは、色々なきれいな熱帯魚が泳いでいて目移りすると思います。ぜひたくさん悩んで、これという魚を探してみてください!
事前にきちんと準備してれば、いざ始めると言う時に焦らなくて大丈夫だよ。
皆さんもぜひ、楽しいアクアリウムライフを!
コメント